歪みのうちがわ

ぶらぶらしたり、忙しかったりしながら生活しています。

ゆるみながれる

身体がグネングネンのグニャングニャンで、と、とける…………よだれが出ちゃう………

 

オンラインで気功教室に参加したら、想像以上に身体がユルンユルンになって、感激感動。しばらくずっと余韻に浸ってしまった。

 

功夫の練習の時に軽い気功をやって、(天候も大いに影響したと思うけど)すごく身体がふやけて内外に満ち満ちた感じになり病みつき必至だったため、さらにしっかりやろうと思い立った。

 

動きの中のゆるみである「放鬆(ファンソン)」。これがもう、すごいのだ。まるで身体の境界が自然の中に溶かされて、混ざりあっていくよう。普段使っている肩の関節がガチガチの蝶番であるとしたら、三段階くらいあるジョイントが全部解除されて、心地よい髄液のなかにフワフワ浮かんでいるようになる。あたかも「身体が空洞になる」という表現の通り、空っぽの充実感が全身に広がって、内側にほのかに甘い温かさが感じられる。思わず口が空いて、よだれが……。

 

動きに映像的なイメージを重ねることで抽象的な感覚を具体的に実感する方法もいい。先生は揺法(ようほう)と教えていた、身体を左右にゆら〜んゆら〜んと自然な重みにまかせて揺らす動きは私的には「柳の木」、先生が言うには「海の底のワカメ」とのこと。確かに、ワカメだ。大きい波が押し寄せてくるのに身をあずけてみたり、小魚が身体の周りを泳いでいたり、目を閉じながらぼんやりと揺れているとほんとうに私は誰にも気付かれずにとある温暖な海の中深く群生するワカメになった気がするのだ。

 

最近ずっと、身体がほんとうにおもしろい。